ポケ勢によるテラリウム作成 in食虫植物

どうもあなたのかわほりです。

 

いつもは恒例の構築記事ではなく、趣向を凝らしてポケモン以外での趣味の一つであるテラリウムについてその作り方やメンテナンスを書き殴っていこうと思います。

 

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そもそも「テラリウム」とはナンデスカ?という方もおられると思うので簡単に説明すると

動植物を観察できるような環境を施したものといえばいいのでしょうかね。熱帯魚を観察する環境を作った「アクアリウム」の植物バージョンとでも考えていただけられればと思います。

他に種類としてはコケ+テラリウム=「苔リウム」なるものやカエルなどを見るために湿地帯の環境を整えた「パルダリウム」があります。

ここの種別分けについては正直分けられづらい面があるみたいで今回作るものは「テラリウム」で統一していきます。

 

今回の作るテラリウムに入れていく植物は食虫植物の「ウツボカズラ」「モウセンゴケ」に加え、見た目をスパイシー?にするため「ホソバオキナゴケ」という苔と一年位前に作ったテラリウムで育成していて脅威の成長速度を見せつけた「マメヅタ」になります。

 

用意するものは簡略化すると観察したい植物+容器+丸石+土台となる土になります。

下記はこのテラリウムを作成するにあたって用意したものになります。

 

・植物

1.ウツボカズラ(レッドアラタ)

2.モウセンゴケ(ナローリーフ)

3.苔(ホソバオキナゴケ)

・ナノキューブ(幅21.5×奥行21.5×高さ22.7cm)

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・食虫植物の土 ×2

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・造形君 *4L

・Hydro Corn

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・珪酸塩白土


・トップジン

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・ピンセット

・鉢底ネット

・園芸用のはさみ

・スコップ

・風呂桶

・いい感じのザル

 

①容器および軽石の消毒

容器はアルコール除菌して水拭き、軽石は熱湯で消毒を行いました。

水はけをよくするために一度流しておくことが良いです。

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②植物を容器から出す

根っこに絡んでいるミズゴケや土を根を傷つけずにきれいに取り外していきます。

中には取りづらいものがあり、そのようなものは無理やり取りはずすと根を傷つける可能性があります。可能な範囲できれいにしましょう。

きれいにした後は念のためにトップジン先輩を適量薄めた水に突き落として消毒させます。

トップジン先輩は強力な農薬になってくるのでゴム手袋をすることを推奨。

枯れた葉っぱはここで切り落とします。

 

余談ですが買った植物のポットに入っている土は植物を元気よくきれいに見せるために二郎ラーメンの野菜の如く薬剤が入っており、そのままにしておくと枯れてしまうそうです。間違いだったらすみません。

 

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こいつを

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こうじゃ

なんと地中に芽が埋まっていて真っ白になっていました。アルビノみたいでかわいい。

 

③容器の一番下に軽石を敷き詰める(約1-1.5cm)

今回はHydro Cornを使用しましたが軽石であれば何でもいいです。

Hydro Cornの採用理由は見た目がかっこいいから。

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④鉢底ネットの設置

ネットの設置はどちらでも構いませんがまたレイアウト変更を行うときに楽をするために置きます。

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⑤造形君に水を含ませてヘドロ状にした後に地盤を作る

レイアウトの要です。坂を付けたいのであればここで作ります。

造形君は埃っぽく室内で作業を行うと悲惨な目にあいます。あいました()

この時に植物を埋め込むところに穴をあけておくと後々楽になります。

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諸事情で持ち歩くことがあり、重くなるのが嫌なので坂は作りませんでした。

土遊び楽しい。

 

⑥食虫植物の土を入れる

入れる前に根腐れ防止剤(珪酸塩白土)をブレンドして入れました。

ウツボカズラはめったに枯れず育てやすい植物ですが根腐れで枯れてしまことがあるので保険で入れました。

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テキトーに入れてまぜまぜしました。

 

⑦植物の盛り付け

先にウツボカズラモウセンゴケを植えてから苔を置きました。

苔は容器から出して小さな束に分けてピンセットで設置します。根は土に埋めずに置きます。

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シンプルイズベスト。(写真を撮るのが苦手なんで大目に見てください)

 

【メンテナンス】

乾いてきたら霧吹きで湿らす程度吹きかけます。私は朝晩の二回霧吹きをしています。

温度が上がっている時間には極力避けるように意識しています。

また、霧吹きをすると側面のガラスに水滴がつき、放置すると水垢になるのでこまめにふき取ります。

 

 【終わりに】

今回そのテラリウムを作成していこうとしたきっかけは育成していたウツボカズラのテラリウム用の容器が小さくなってしまったことが主な要因で、ついでなら記事書いているのだからこれについても書いてしまおうと思い立ちました。

ウツボカズラは1年以上育てていて育てることには慣れましたが、苔は管理が難しく、四苦八苦していますがなんやかんやで楽しいです。モウセンゴケも葉先から粘液を出しました。依然作ったテラリウムもよかったですがナノキューブを使ったテラリウムは植物園の温室みたく観ていて非常に癒されます。

この記事を見て興味を持っていただけるととても幸甚です。

 

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アルビノみたいだった芽が成長して伸びてきました。

 

何か質問等あれば下記までお願いします。

Twitter:@kawahoripokemon